運転資金が底をついて取引先への支払いが厳しい…
大きな受注を受けたが、資材の調達資金が足りない…
急な出費が発生し、人件費が支払えない…
事業を営む方々にとって、資金繰りの悩みはつきものです。
このような、緊急の資金不足には、ビジネスローン(事業者ローン)の利用が有効です。
事業者ローン・ビジネスローンとは
ビジネスローン、または事業者ローンとは個人事業主や法人の経営者のみが申し込める金融サービスで、借りたお金の用途は、事業資金として自由に利用することができます。
ビジネスローンは、銀行融資や公的融資より審査のスピードが早く、即日融資が可能なものもあります。企業経営者でビジネスローンを活用する方が増えている理由がここにあります。
ビジネスローンの利用限度額は、審査内容にもよりますが、少額から、最大で1,000万円が目安です。担保や保証人が不要のビジネスローンもあります。
また、来店不要で手続きができるサービス、使途に制限がないサービス、コンビニATMで返済ができるサービス、WEBから振込依頼ができる振込融資サービスもあるため、サービス提供会社の特徴を知ることで、適したサービスを選ぶことができます。
ビジネスローンのメリット
- 銀行や公的機関より融資までのスピードが早い
- 銀行融資より審査通過率が高い
- 総量規制の対象外で、年収の1/3以上の借入が可能
- 担保・保証人が不要
ビジネスローン・事業者ローンの特徴
①審査はスコアリングシステム
銀行などの金融機関から事業資金の融資を受ける際は、多くの資料を作成する必要があり、それを元に会社の審査が行われます。しかし、事業者ローンでは、細かい審査は行なっていない場合が多いようです。
事業者ローンの審査方法として「スコアリングシステム」があります。スコアリングシステムとは、統計的手法に基づき、融資希望者の信用度をスコア化することで融資の可否を決定する方法です。
②担保や保証人が不要なローンもある
ビジネスローンには、担保や保証人を必要としない無担保ローンと、担保や保証人が必要な有担保ローンの2種類があります。
無担保・無保証で融資を受けられる分、有担保のビジネスローンよりも、金利が高めに設定されていたり、融資額が少なかったりすることが一般的です。
一方、有担保のビジネスローンは、多額の事業資金を低金利で用意したいときに適しています。ただし、不動産を担保にする場合は抵当権の設定が必要になるなど、審査期間がより長くなることが多いため、急を要する資金調達の際には不向きです。また、登記費用などの諸費用が必要であるため、金利以外の負担が多く掛かります。
③総量規制の対象外
総量規制とは、貸金業法によって定められ、借入総額を年収の3分の1迄に制限する制度のことです。ビジネスローンは、事業資金としての借入れであれば、総量規制の対象外となるので、法律上の上限はありません。
まとめ
一時的な支払いさえ乗り越えた後に、一定の売り上げが見込めるのであれば、外部からの資金を充当して、会社の存続を図るのは順当な考えです。緊急の資金不足には、ビジネスローン(事業者ローン)の利用を検討してはいかがでしょうか。ビジネスローンなら唐突に資金が入り用となった場合でも担保や保証人不要で、手早く融資を受ける事が可能です。
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